写真を拡大 2022年3月10日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)で、俳優の深津絵里さんが過去に出演したCMをオマージュした場面があったと、視聴者の間で反響を呼んでいる。ラジオから流れる「クリスマス・イブ」俳優の上白石萌音さん、深津さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。※以下ネタバレを含みます。この日の放送は、1992年(平成4年)の年末から翌93年年始にかけての話。このところ調子が悪くなってきたテレビを買い替えようと、るい(深津さん)が町の電気屋「あかにし」を訪ねる。年末の特売で、3割引となったカラーテレビを「5000円負けて…」と店員にお願いするるい。 そのとき、店のラジオから流れていたのは、歌手の山下達郎さんが歌う「クリスマス・イブ」だった。粋な演出に「震えた」1983年12月にリリースされた同曲は、「JR東海」が1988年に放送したCM「クリスマス・エクスプレス」に使用された。このCMには、当時15歳だった深津さんが出演している。クリスマスの日、新幹線のホームで恋人の到着を待つもなかなか来ず、その後サプライズで姿を現した恋人を前にしても拗ねたまま「バカ」と可愛らしく怒る——という内容だ。CMでは深津さんが赤いタートルネックを着用していることとリンクしてか、今回の放送でも赤いマフラーを着用。30年以上前のCMを彷彿とさせるような演出に、視聴者からは「深津絵里と山下達郎のクリスマス・イブの組み合わせがJR東海のCMではないところで観られるとは!」「深津絵里さんと達郎さんのクリスマス・イブってJR東海のクリスマスエキスプレスのCMが思い浮かぶ世代です」「ラジオからクリスマス・イブ そしてまさかの赤いマフラーで深津絵里さんが小走りに登場! 絶対にオマージュしてネラってる感! なんだかJR東海のCMを思い出しました」「JR東海のCMパロ朝ドラでやるとは笑」「JR東海のあのCMを深津絵里がカムカムで再現して震えた」などと反響があがっている。