深田恭子主演、2006年作品。1974年の『赤い迷路』から1980年の『赤い死線』まで全10作続いた”赤いシリーズ”。山口百恵らが演じた主人公が、様々な困難を乗り越えながら懸命に生きる姿を描いた作品群は、圧倒的な支持を得て”伝説”となった。そして20年以上の時を経て、TBSのテレビ放送50周年特別企画として、シリーズ11作目となる『赤い奇跡』が制作。2夜連続で放送された。
深田が演じるのは、フィギュアスケート界のトップスター・輪子(りんこ)。ふとしたことから出会った、暗い過去を持つタクシードライバーとの究極のラブストーリーが描かれる。共演は徳重聡、萬田久子、竹中直人ほか。また、深田のライバル役をバンクーバーオリンピック銀メダリスト・浅田真央の姉で、同じくフィギュアスケーターの浅田舞が演じている。主題歌は山口百恵の「さよならの向こう側」。