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女優の篠原ゆき子が主演を務め、倉科カナが共演する映画「女たち」(2021年春公開)の予告編が解禁された。

今作で主演を務める篠原は、2020年12月公開『ミセス・ノイジィ』(天野千尋監督)でも主演を務め、他出演作に『浅田家!』(20:中野量太監督)、『罪の声』(20:土井裕泰監督)、『あのこは貴族』(21:岨手由貴子監督)と、この数か月間で本作を含む5本の映画に出演。さらに、現在放送中のテレビ朝日系連続ドラマ「相棒season19」では、長きに渡る「相棒」史上初めての“捜査一課の女性刑事”としてレギュラーキャストに抜擢されるなど、その勢いがとどまることを知らない活躍中の女優。もとより演技に定評のある篠原だが、今作で魅せる一つ一つの表情や仕草、発声には目を見張る圧倒的な存在感があり、特に哀愁の表現がずば抜けていると感じられる。中でも、母・美津子役の高畑淳子との愛憎入り混じる言い合いの場面では“魂のぶつけ合い”を感じさせ、彼女自身の今までの殻をも破ったともいえる更なる迫力の演技で、映画史に残る名シーンが生み出された。篠原、倉科、高畑ら名女優の熱演によって繰り広げられる“女たち”の人間ドラマの予告編となっている。

主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。

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#倉科カナ #高畑淳子 #篠原ゆき子 #女たち

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