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4月13日(水)日経平均株価急反発!RSI20%台前半が下値メドに。米長期金利下落で、グロース株の動き良し。ただ持続性には懐疑的な見方も・・。



証券マン歴15年と投資顧問歴10年の知識や経験を元に、
その日の株式市場の動向や今後の見通しや、注目株などを解説しています。

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13日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し508円高の26843円で引けた。
東証プライムの売買代金は2.8兆円。

12日に発表された3月の米CPIは食品・エネルギーを除くコア指数の伸び率が市場予想を下回り、同日の米債券市場では長期金利が低下した。12日の東京市場では米CPIが上振れすることへの警戒から先回りした売りが出ていたため、13日は成長株を中心に買い直された。

中国では新型コロナウイルスの感染が広がる上海でロックダウンが一部で緩和された。生産活動や中国の消費を下押しするとの懸念が和らぎ、前日まで下げが大きかった海運や機械などの主力株が買われた。

米株価指数先物が日本時間13日の取引で堅調に推移し、日経平均先物にも短期筋の買いが入った。アジア株式市場で主要な指数が総じて上昇したのも日本株の買い安心感につながり、日経平均は午後に上げ幅を広げた。

9602東宝や2413エムスリーや8035東エレク、6367ダイキン、6098リクルートが上昇した。前日まで下げの目立った9101郵船など海運株も買われた。一方、4507塩野義は11%安。また米長期金利が下落したことで、8750第一生命や、8306三菱UFJなど金融株は下落した。

市場では「テクニカル面では上位にある日経平均の25日移動平均線が上向いた状態を継続している。これを踏まえると、好材料が出た場合、上に大きく動くこともありそうだ」との声が聞かれた。

日経平均は「大陽線」ほぼ「陽の寄り付き坊主」の形状で、目先は上昇期待含み。
5日線26774円を11営業日ぶりに終値で上回った。
25日線26938円や一目雲上限27034円などをしっかり上抜け、上昇に弾みをつけるか注目です。

米ナスダック高を先取りマザーズ指数は急反発。前日までの下げを受けて、自律反発期待の買いが優勢となった。
市場では「米株先物の堅調な推移をみながら、今晩の米ナスダック高を先取りする動きとなった」との声が聞かれた。