静岡市で新型コロナのインド型の変異ウイルスに2人が感染したことが確認されました。県内でインド型への感染が判明したのは初めてです。
<静岡市の会見>「重く受け止めています。感染拡大の防止に努めてまいりたい」
静岡市は会見を開き、市内の高齢でない成人2人が新型コロナのインド型の変異ウイルスに感染したと発表しました。海外渡航歴のある人から感染したとみられる県内のコロナ患者と接触があったということです。2人の症状は1人が中等症、もう1人が軽症です。濃厚接触者が5人いて、検査の結果全員陰性だったということです。市は感染経路が把握できているものの、今後、検査を広めに行い、拡大を防ぐとしています。5月16日、県内で新型コロナへの感染が分かったのは84人で、自治体別では、浜松市で33人、静岡市で12人、磐田市、袋井市で8人などとなっています。浜松市では新たなクラスターが確認されました。浜北区にある接待を伴う飲食店「クラブマーキュリー」でこれまでに従業員9人の感染が分かっています。浜松市は5月7日から10日までの間に店を利用した人は発熱等受診相談センターに相談してほしいと呼びかけています。
発熱等受診相談センター(0120-368-567)