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C氏(大森南朋)の心の声
このバーに通い始めて半年。
それにしてもなんて隙のないバーテンだ。
これだけ足繁く通ってるんだ、彼女は俺の気持ちだって薄々
いやはっきりわかっているはずだ。
どんな時でも笑顔でうまく逃げていく。
オレとしたことが。オレは君の違う顔が知りたいんだ。
何かないか、そう言えば昼間課長代理がリクシルとか何とか言っていた。
オレは知らない。今のところ興味もない。
でも、これは好都合じゃないか。
彼女は知っているだろうか。
知っていれば聞き出せばいい。知らなければ…
なんにせよ話はつながるだろう。
リクシル…
いい感じの言葉だったら、もしかしたら、
今日は…
「あのさ、リクシルって知ってる?」