岩手県の達増知事は6月3日の会見で、県独自の緊急事態宣言について、新型コロナウイルスの患者が爆発的に急増しなかった点で効果があったとの評価を示すとともに、まだの人は早めに3回目のワクチン接種を受けるよう呼びかけた。
達増知事は3日の会見で、5月30日月曜日に解除した緊急事態宣言について問われると、患者の爆発的急増が起きなかったことは一つの効果だと述べた。
そのうえで感染対策の徹底とワクチンの効果が大きいとして、こうに呼びかけた。
達増知事
「地域全体の感染を抑える効果がやはりあるので、躊躇している方は早めにワクチン接種3回目、(対象の人は)4回目を受けてほしい」
県内の3回目接種率は2日時点で全人口に対し65.3%と全国平均を上回っているが、年代別にみると20代では半数に満たず、12歳から19歳も3割程度となっている。