東京では11日、月曜日としては最多の1219人の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。緊急事態宣言が出てから初めての連休、全国の人出はどうなったのでしょうか。
晴れ着姿で記念撮影をする人、浅草寺をお参りする人。東京・浅草の仲見世通りには確かに人の姿はありますが、休日の混雑といった状況ではありません。緊急事態宣言の対象地域は今後、拡大していくのでしょうか。
関西では、まだ緊急事態宣言は出ていませんが、すでに人出は減っているようです。大阪府では緊急事態宣言が出なくても14日から関東1都3県と同様の感染防止対策を独自に始めるとしています。
1都3県では飲食店の営業は午後8時まで。酒類の提供は午後7時までです。
大阪府では10日までに新規感染者が5日連続で500人を超え、重症者は4日と並んで過去最多の171人です。
京都の観光名所「祇園」のあたりでも街行く人の姿はありますが、混雑とは程遠い状況です。
11日に確認された感染者は1219人と、月曜日としては最多です。重症者は131人と過去最多です。
愛知県は12日にも「緊急事態宣言」を政府に要請することが分かりました。
いち早く緊急事態宣言が出された首都圏の3連休。東京・渋谷など、繁華街の人はまばらです。ただ、前回の緊急事態宣言ほどではなさそうです。
去年4月の緊急事態宣言が出された最初の日曜と比較すると約4倍の人出となっています。前回は休業要請で、今回は時短要請や呼び掛けが多いためか、人出は前回ほど減っていません。
ただ、観光地は関東も苦戦しています。観光地の箱根です。前回の緊急事態宣言時より2割ほど人出が減りました。
神奈川県箱根町にある旅館「山水荘」は、3連休の3日間で宿泊客は2組でした。
同じ観光地の東京・浅草には、こんな人が来ていました。
参拝客:「初詣に来られなかったので行けるかなと」「すごいガラガラでお参りしやすかった」
浅草寺などは年末から分散参拝を推奨し、正月の人出は7割ほど減っていました。
感染対策と自粛、人形焼き店の店主はこんな本音を漏らしました。
木村家本店社長・木村淳さん:「思っていたよりは(人が)出てきている感じ。
[テレ朝news]