新型コロナウイルスの感染を調べる検査が6日から公的な保険の対象となり、保健所を通さずに医師の判断で検査が実施できるようになります。

 加藤厚生労働大臣:「これまで保健所が一つのボトルネックという指摘もあった。通さなくて済むということになれば、そのボトルネックは解消される」
 加藤大臣は朝の記者会見で、保険の適用によって検査が進むとの期待を改めて示しました。ただ、検査を受けられるのは感染している入院患者や医師から感染が疑われると判断された人だけで、検査できるのも感染防止策が整った医療機関に限られます。一方、5日に安倍総理大臣が中国と韓国から入国した人に2週間の待機を要請すると表明しましたが、加藤大臣は検疫法などに基づく強制措置ではなく、「あくまでも要請だ」と説明しました。待機場所はそれぞれの自宅や滞在予定のホテルになるとも明らかにしました。
[テレ朝news]