厚生労働省はイギリスから帰国し、新型コロナ「変異種」への感染が確認された30代の男性について、航空会社のパイロットだったため空港での検疫検査をしていなかったと発表しました。

 厚労省などによりますと、新型コロナ「変異種」への感染が確認されたのは都内に住む30代の男性とその家族である20代の女性です。男性は航空会社のパイロットで、イギリスから帰国した際に外国滞在時の行動制限や帰国時の健康観察などを条件に空港での検疫検査が免除されていたということです。しかし、その後、せきなどの症状が出たため検査を受けたところ、「変異種」への感染が判明しました。一方、女性は渡航歴がないため国内で初めて「変異種」に感染した事例となりました。
[テレ朝news]