新型コロナウイルスです。
熊本県内では9日新たに2083人の感染が確認されました。
1日の新規感染者数を先週の金曜日と比べると889人増えていて、7日連続で前の週を上回っています。
また、50代と60代、90代以上でそれぞれ1人、合わせて3人の死亡が発表されました。
一方、県は「BQ.1」と呼ばれるオミクロン株の新たな変異ウイルスが県内で初めて確認されたと発表しました。
県によりますと、11月26日から29日にかけて感染が確認された人の検体を調べたところ、熊本市の医療機関を受診した3人から「BQ.1」が検出されたということです。
「BQ.1」は、オミクロン株の「BA.5」系統から派生した変異ウイルスで、従来のウイルスと比べワクチンなどが効きにくいとされています。
県は「基本的な感染防止対策は有効なので、引き続き対策を徹底してほしい」と呼びかけています。