#コロナ #川崎病 #看護師

今回はコロナウイルスの合併症としても知られている「多系統炎症症候群」を解説しました。この病気は、小児のコロナウイルス感染後の合併症として川崎病に似た特徴を持つ炎症性症候群として2020年4月に報告されたのがはじまりです。実は小児だけでなく、成人例も報告されています。どんな特徴があってどのように診断するのでしょうか?お役に立てれば幸甚です。

【自己紹介】
内科診断を得意とする総合診療科の医師です。主に「原因がよく分からない」と言われて紹介になる患者さんをみています。総合内科専門医、救急科専門医、プライマリケア指導医の学会認定を取得しています

一人の医師が一生のうちで関わることができる患者さんの数はわずかです。勉強会や講演会や出版物を通じて、自分の知識や経験を伝えることができますが、拡張性は限られています。誰でも視聴できる動画メディアを通せば、患者さんだけでなく、医師や医学生、医療関係者、患者家族、症状に不安におもっている方など、たくさんの人にメッセージを届けることができると考えています

メッセージが最終的に悩んでいる人の目に止まって少しでもお役に立てれば幸せです

テレビやネットには、いろいろな医療情報が溢れていますが、正しくない情報やデマも多いです。利益相反があって意図的に情報弱者や知識・判断力の乏しい者からわからないように搾取している人達もいますし、法的に問題のない範囲での誇大広告や宣伝も多いです。こうした問題に対して、医療の不確実性を理解してもらいながら、現代医学で積みあがっている科学的事実(根拠)をもとに、医療情報を伝えていきたいと思います。単純な知識だけでなく、自らの身を守るためにも情報の質を見極める『知恵』も伝えていければと思います

文章に抵抗がある人も多く、医療を身近に感じてもらうために動画という媒体を選択しています。漫画やアニメーションなどの映像であればより多くの方にメッセージや世界観を正しくをお伝えできるとも思っていますので、ノウハウはあるけど、原作ができないという方は、ご連絡いただければと思います