東南アジア・#ミャンマークーデター から2年。民主派勢力などが軍に対する抵抗を続けているが、事態打開に向けた進展は見られない…ミャンマー国営メディアは「非常事態宣言」を6か月間延長すると伝え、軍による統治が長期化の様相を呈している。また拘束されているアウン・サン・スー・チー氏の解放の見通しもなく、軍による統制で海外メディアによる現地取材もままならない状況が続いている…
12年前の2011年、ミャンマーは民主化を果たした。経済開放へと舵を切り、“最後のフロンティア”と呼ばれたアジアの小国は、外資の進出ラッシュに沸き、日本企業の進出も急増し、日本との関わりも急速に強めていった。2014年当時、テレビ大阪取材班は長期にわたって、ミャンマーへ。そこでカメラが捉えたのは、ミャンマーの貴重な鉱物資源を巡る、中国とインドの壮絶な争奪戦だった。(2014年12月放送)
鉱物の中でも最も注目されていたのが、ミャンマーの金・“GOLD”。世界のGOLDの50%は、ミャンマーの2つの隣国中国、インドで消費されているのだ。取材班はマンダレーから約200キロ離れた手掘り金鉱山をもつ、小さな村とリーダーに長期密着。すべて手作業の原始的な鉱山で、精錬もすべて手作業だが、GOLDのおかげで村は潤っていた。ところがこの村に中国企業の影が…500mの深さまで掘り進む採掘機などを持ち込み、小さな村にも進出しようとしていたのだ。
忍び寄るのは、中国だけでない。別の鉱山ではインド商人がしたたかに採掘権獲得に動くともに、取引所では、多くのインド商人が中国人と金の価格を巡って怒号が飛び交い、壮絶な富を巡る攻防が繰り広げられていた…現地でしかわからない、26億の飽くなき欲が押し寄せる「ミャンマー」の沸騰現場を捉えた、貴重な経済ドキュメンタリー。
あれから10年ー。軍クーデター後も、隣国の地の利を生かし、したたかな中国・インドによるミャンマーを舞台にした富の攻防は、一層、熱を帯びているに違いない…
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