アメリカのトランプ前大統領が退任後、初めて演説し、2024年の大統領選挙への出馬を示唆する発言をしました。

 トランプ前大統領:「バイデン氏はアメリカの法を執行せず、大統領としての役目を果たせなかった。私は3度目、民主党を負かすことを決めるかもしれない」

 トランプ前大統領は28日に保守系団体のイベントで演説し、去年の大統領選挙は自らが勝利したと訴えたうえで、次の2024年も出馬する可能性を示唆しました。

 また、「新たな党の立ち上げはしない」とし、共和党の団結を訴えました。

 一方で、1月の議会襲撃事件を巡る自らへの弾劾(だんがい)手続きで、民主党に同調した共和党議員17人を名指しで批判しました。

 また、バイデン大統領に対しては「中国との個人的な関係がある」と述べ、対中政策が弱腰だとの見方を示しました。
[テレ朝news]