緊急事態宣言の期限が7日に迫るなか、東京で3日に新たに316人の新型コロナウイルス新規陽性確認がありました。1都3県の知事は2週間ほどの期間の延長を政府に要請することも視野に検討しています。
出口は再び遠きつつあるようです。1都3県の知事は緊急事態宣言の2週間、延長を要請することも視野に検討していることが分かりました。
再びしわ寄せがいきそうな飲食店。東京・西新宿の居酒屋は活気付いていました。カニもお寿司も延長へ向かいます。
緊急事態宣言の期限まであと4日に迫った東京。3日に確認された感染者は316人です。「延長」か「解除」か、意見は分かれています。
政府はギリギリの判断を迫られています。
立憲民主党・森裕子参院幹事長:「延長するのか、解除するのか方針を示さないと困るんですけど、いつ決める?」
菅義偉総理大臣:「そんなに時間をかけられない。もうギリギリまできていることも事実だと思う」
病床が心配される千葉県。病床使用率はステージ4となり、1都3県で最も深刻です。ただ、状況は以前より改善されてきたそうです。重症・中等症を診る千葉大学病院。ただ、解除には慎重です。
心配なのは飲食店です。ただ、こちらは様子が違います。緊急事態宣言に伴い、今年1月にカニとお寿司の食べ放題を始めた海鮮居酒屋。値段は3500円。宣言が解除される間際に過去最高の予約が入っていました。
緊急事態宣言で出荷が激減し、行き場を失ったカニ。少しでも費して仲卸を救おうと、ほぼもうけもないなか始めました。
一足早く延長に向けて動き出し、今月7日で終了する予定でしたが、宣言期間中は実施することを決めました。
[テレ朝news]