フィギュアスケートの4大陸選手権で初優勝した紀平梨花(16=関大KFSC)が早くも3月の世界選手権(さいたま)に照準を合わせた。12日、大会が行われた米国から成田空港に凱旋(がいせん)した。同選手権は左手薬指の亜脱臼で演技の難度を落としたが、次戦のチャレンジ・カップ(21日開幕、オランダ)では、フリーで2本のトリプルアクセル(3回転半)を跳ぶ本来の構成に戻し、初出場初優勝を目指す世界選手権への準備を整える。