いよいよ佳境に入った嵐・松本潤(40)主演のNHK大河「どうする家康」が、《全話視聴率が大河ワースト2位ほぼ確定》などと一部で報じられ、業界内外がざわついている。
大河ドラマの歴代ワースト1位は、2019年放送の「いだてん~東京オリムピック噺~」(主演・中村勘九郎、阿部サダヲ)の8.2%。現時点での2位は、2012年の「平清盛」(松山ケンイチ)と、2015年の「花燃ゆ」(井上真央)の12.0%だ。そして10月29日に第41話を放送した「どうする家康」は11.1%となっている。

「『どうする家康』は全48回予定なので、残り7話。単純計算で、残りすべてで17%を超えていかないと、ワースト2位は確定です。最近は10~11%程度の数字しか取れないので、かなり厳しい状況でしょう。『いだてん』は近現代史を扱っている。つまり『どうする家康』は“十八番”の戦国時代劇でワースト1位という不名誉な結果に終わりそうなのです」(テレビ誌ライター)

 全体の視聴率が下がっているとはいえ、昨年の「鎌倉殿の13人」(小栗旬)でも12.7%。今まさに、いろいろな意味で注目を集めている、あの嵐の松潤にとっては“黒歴史”になりかねない。

「かつてマツジュンとの交際を噂され、今となれば“元カノ”ともっぱらの井上真央の主演作を下回るというのも、何か象徴的な感じもしますよねえ」と、スポーツ紙芸能担当デスクはこう続ける。

「個人で数字を稼げる、潜在視聴率を持っている嵐のメンバーは、マツジュンと二宮和也がツートップとされてきました。二宮が早々と個人では独立を宣言したので、《さあ、マツジュンはどうする》と熱い視線が注がれていますが、鳴り物入りだった大河主演作が不発に終わりそうで、しばらくはおとなしくせざるを得ない。

 そもそもマツジュンは、旧ジャニーズ事務所にいろいろかばってきてもらった恩義があるので、二宮のように個人では独立とは簡単にいかない。たとえあらぬ噂だったとしても、今の逆風の中で“過去の醜聞”が漏れでもしたら、いかにマツジュンと言っても致命傷になりかねなませんからね。しばらく二宮との差が広がりそうです」

「どうする家康」より、わが身をどうするか。「年末年始にかけて井上真央と結婚なんて報道が出れば、少しは風向きも変わるかもしれませんが」(芸能プロダクション関係者)なんて声もあるが、まさに正念場のようだ。
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