天皇ご一家が訪問された「日本伝統工芸展」。案内役を務めた佳子さまへの天皇陛下の気さくなお声掛けに注目が集まっています。

■「佳子ちゃん」SNSで話題に

 20日、日本伝統工芸展が行われている都内の百貨店を訪問された天皇ご一家。出迎えたのは日本工芸会の総裁を務める佳子さまです。ご一家は、佳子さまが総裁賞に選んだ漆塗りの箱の前へ。

 愛子さまの隣に移動された佳子さまに陛下が気が付くと、笑いが起きます。陛下が佳子さまに「何かありますか?佳子ちゃん」と説明を促される場面もあったということです。佳子さまを「ちゃん」付け。SNSでは「可愛い」「ほほ笑ましい」と話題に。
 
 10年前の記者会見でも陛下はこう話されています。

 53歳の誕生日会見から:「秋篠宮家とは様々な機会にご一緒し、子どもたちで楽しく過ごすことがあります。愛子は、そうした機会などに佳子ちゃんや悠仁ちゃんとご一緒し、楽しくお話をしているようです」

 「ちゃん」付けです。小さな頃から遊ぶ機会が多かったという愛子さまと佳子さま。

 佳子さま:「私は、幼い頃から弟か妹が欲しいと思っておりましたので」

 「妹か弟が欲しい」と話すほど、子ども好きの佳子さま。ご一家がそろって須崎御用邸で静養された際には…。

 紀子さま:「(眞子さんと佳子さまは)どのようにすれば、敬宮(愛子)さまがお喜びになるかを相談しながら、旅の支度をしておりました」

■“仲良し”愛子さまと佳子さま

 当時の映像を見ると、佳子さまは愛子さまのそばにいることが多く、0歳の愛子さまが手を伸ばし、佳子さまにタッチされる場面もありました。

 愛子さまと佳子さまは7歳差。2005年に公開された映像には、10歳の佳子さまが3歳の愛子さまと一緒に人形遊びをされる様子も。上皇さまもその様子について…。

 上皇さま:「大人同士が話し合っているような時、佳子はよく愛子や悠仁の面倒を見て、一緒に遊んでくれます。佳子のこのような気遣いをうれしく思っています」

 姉の眞子さんが皇室を離れてからはこんな2ショットも。去年、雅楽の演奏会を鑑賞された際には、愛子さまは白、佳子さまは赤。その紅白ファッションは双子のようと話題になりました。ちなみに20日の佳子さまは青と緑のグラデーションのスカートでした。

 総裁賞に選んだ作品について佳子さまは「色の変化・グラデーションが美しいのが印象的」とされています。どこか、意識されていたのかもしれません。
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