第6話 文化祭

ついに明日は高校生になって初めての文化 祭中学の頃よりずっと自由で準備期間で すら楽しくてみんなキラキラしててこんな にもワクワクする行事だなんて準備を始め た頃は思っても見なかっ [音楽] た楽しみだね文化祭まは初めての文化祭だ もんなうん中学の時はもっと規模も小さく て決まり事ばっかりだったから高校生って 自由だなって確かに中学の時はそうだった かもな俺はこれが最後の文化祭かあそそっ かかた君にとっては最後なんだなんか今更 だけどもうすぐ卒業なんだ な少し寂しそうな顔する彼方君を見ている と私まで寂しくなって くるだけどせっかくと過ごせる幸せな時間 なんだ からそうだかた君明日の文化祭かた君さえ よかったら一緒に回りたいな って俺は最初からそのつもりだったけど えかた君てば本当にずるい簡単に私を キュンてさせて真っ赤にさせちゃうくせに 自分はいっつも余裕な顔で笑ってるんだ からでも怪しいくらいかっこいい な私もいつか彼君にドキってしてもらえる ように頑張らなく [音楽] ちゃそして町に待った文化祭 当日あ見てみて彼方君うさぎさんが風船 配ってるあれ中に入ってんの佐藤えあ佐藤 先輩あいつじゃんけんで負けてさ俺らの クラス縁日だからその客接点んだよえ 日やってるのいいなすっごい楽しそう すげえ生きたそうだなうん行きたい一緒に 行こうお願いじゃあ行くやったとその前に おい 佐藤でかい声で呼ぶなよ中に入ってるのが 俺だってバレるだろそれ1個くれるそれっ てこの風船のことそううちの彼女がさっき から欲しそうだから バレてたそっかじゃあ何色にするたくさん あるよ えどうしようう青もいいけどあピンクも 可愛いどうしようえじゃあこれ赤にします 子供かよもう子供扱いしないでよはい うさぎさんからのプレゼントですもう佐藤 先輩まではいどうぞありがとうございます やったじゃ今度こそ行くかうんなんか知ら ないうちに佐々ちゃん敬語じゃなくなっ てるし並んでるだけですげえカカのっぽい え本当ですかおいぽいじゃなくてカレカノ だからかた君がカかのってだってそうだろ そうだけど改めて言われるとなんか 恥ずかしいあのー 言うようになるなんて佐々木ちゃんすげえ [音楽] [拍手] なうわあかなた君のクラスの縁日すごい 本格的だねはしゃぎすぎだからかたくヨヨ 釣りしようどっちが先に釣れるか勝負ね俺 ヨヨ釣り 苦手よーいスタートよいしょおおえすい そう輩私まし たああ楽しかった疲れ た彼方君みんなに質問攻めにされてたもん ねでもこれでみんなに眉が俺のだってこと 知り渡っただろうし結果 来君俺のなんて所有みたいにごめんだった あ嫌じゃないですむしろ嬉し すぎるあ佐々も来てたんだあ吉田は山田君 ああそっかここ先輩のクラスだもんなえ何 もしかして安藤先輩と付き合ってんの えっと あのさっきまで冷やかされてる彼方君を見 てるだけだったけどいざ自分の番来ると 恥ずかしくて言葉が出てこないよ今絶対顔 赤い よ彼氏ですってかた君を紹介するのが こんなにも緊張することだった なんて付き合ってねえのああれか片思い的 な違う何固まってんだよ彼方 君とっさに隣の彼方君が私の手をぎゅっと 強く握りしめて少し自分へと引き寄せる その瞬間体中が沸騰したみたいに熱くなる のを感じ たほらちゃんと答えろよ俺はまゆの 何か か彼氏だよマジ かいや実は俺ちょっと佐々木のこと狙って たんだよな俺も勝てないよ先輩に はもうみんな冗談やめてよ まゆ次行くぞへあうんじゃあね みんなどうかした [音楽] の眉を残して卒業すんのはすげえ嫌なんだ けど えあれそれって心配し てるよみすんなよあ ぎゅっと恋人つなぎで握りなされてかーっ と方が ほてるよみなんて絶対に絶対にし ないかた君しか見えない よ人前ではあまりベタベタしがらない クールなかた君が今日は自分から手をつい でくれた恥ずかしいけど嬉しくて幸せすぎ て苦しくてきっとこれがマジックっていう やつかもしれないなんて思った [音楽]

待ちに待った文化祭!人前ではあまりベタベタしないクールな先輩が……?

<<登場人物/キャスト>>

佐々木茉夕 / 大友花恋

安藤叶多 / 矢部昌暉(DISH//)

佐藤 / 竹鼻優太

吉沢 / 大倉空人(原因は自分にある。)

橋本 / 早瀬圭人

山田 / 大川航