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【衝撃映像】日本の自転車マナーが大変なことになっていた#衝撃#自転車#交通事故#交通マナー



【衝撃映像】日本の自転車マナーが大変なことになっていた#衝撃#自転車#交通事故#交通マナー

知ってる?守ってる?自転車利用の交通ルール
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#交通安全
#お役立ち記事
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ヘルメットをかぶり、自転車に乗る男女
自転車は幼児から高齢者まで幅広い世代が利用する便利な乗り物です。しかし、ルールを無視した危険な運転による交通事故も発生しています。ここでは、自転車を安全に利用するために皆さんに守っていただきたいルールをご紹介します。

目次
1
ここが危ない!自転車の交通事故(自転車関連事故の特徴)
2
守ろう!自転車安全利用五則
3
こんな運転もやめましょう
4
交通事故への備えも大切!
5
危険な違反行為を繰り返したときは
動画
自転車は車のなかま~子供から大人まで安全運転5つのルール【字幕付】
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道路交通法では自転車は「車両」です。ルールを守らず事故を起こせば、加害者となり、自転車の運転者も責任を問われます。また、事故によって運転者自身も大きな怪我をしてしまうこともあります。加害者にも被害者にもならないために、安全運転5つのルールを紹介します。【字幕付】
ナレーション:貫地谷しほり

1ここが危ない!自転車の交通事故(自転車関連事故の特徴)
自転車の交通事故は、全交通事故の約2割
警察庁の統計によると、令和5年(2023年)中の自転車が第1当事者又は第2当事者となった交通事故(自転車関連事故)は72,339件で前年より2,354件増加しました。自転車関連事故の件数は減少傾向にありましたが、令和3年(2021年)に増加に転じたほか、全交通事故に占める割合も近年増加傾向にあります。

自転車関連事故件数の推移

自転車関連事故件数の推移のグラフ。自転車関連事故件数は年々減少傾向にあるが、全事故に占める構成比は20%前後で横ばい。

出典:警察庁

事故で亡くなった人の約8割、けがをした人の約7割がルール違反
警察庁の統計によると、令和5年(2023年)中における自転車乗用中の交通事故による死者の77.1%、負傷者の66.8%は、自転車側にも何らかの法令違反が認められています。
約8割が自動車との事故。その半分以上が出会い頭衝突による交通事故
道路の交差点で、自転車と自動車が衝突しそうになっているイメージ図
令和5年(2023年)中における自転車関連事故の77.0%が自動車との交通事故で、そのうち53.0%が出会い頭衝突による交通事故です。全ての交通事故における出会い頭衝突によるものの割合が25.3%であることと比較すると、非常に多くなっています。

自転車関連事故の相手当事者別件数
合計:72,339件

自転車関連事故の相手当事者別件数の円グラフ。約8割が対自動車。

「自転車対自動車」事故の類型別事故件数
合計:55,735件

「自転車対自動車」事故の類型別事故件数の円グラフ。約5割以上が出会い頭衝突。

出典:警察庁

自転車と歩行者の交通事故と自転車単独事故について
自転車と歩行者の交通事故は、平成29年(2017年)以降増加傾向となっており、令和2年(2020年)は減少しましたが、令和3年(2021年)から増加が続いています。自転車単独事故については、平成29年(2017年)から増加が続いています。

自転車に乗った人が高齢の女性にぶつかり、高齢の女性が倒れそうになっているイメージ図
自転車関連事故の相手当事者別件数(指数)の推移

自転車関連事故の相手当事者別件数(指数)の推移のグラフ。対自動車・対二輪車の事故は減っているが、対歩行者はほとんど減っていない。自転車単独の事故は近年再び増加に転じている。

出典:警察庁

2守ろう!自転車安全利用五則
その1 自転車は「車道が原則、左側を通行/歩道は例外、歩行者を優先」
自転車は車道が原則
車道の左側を通行する自転車
道路交通法上、自転車は「車両」と位置付けられていますので、歩道と車道の区別があるところでは車道を通行するのが原則です。
【罰則】違反した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金

車道は左側を通行
車道の左側を通行する自転車と車道の右側を通行する自転車のイメージ。左側通行のほうにはマル、右側通行のほうには禁止を示す赤いバツのマーク
自転車の右側通行は禁止されています
自転車は、車道の左側に寄って通行しなければなりません。右側通行は禁止されています。 また、自転車が通行することができる路側帯は道路の左側部分に設けられたものに限られます。右側通行は、左側通行をしている他の自転車やバイクなどと衝突したり、すれ違うときに車道中央に飛び出して自動車とぶつかったりする危険もありますので、絶対にやめてください。道路を安全に通行するために、左側通行を守りましょう。
【罰則】違反した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金

歩道は例外
自転車が通行することを示す道路標識と道路標示がある歩道のイメージ図。歩行者が通行する歩道と自転車の道路表示がある歩道の間には白線が引かれている。
自転車は車道の左側を通行するのが原則ですが、例外として、次のような場合は、自転車(普通自転車に限る※1)が歩道を通行できることになっています。
(1)道路標識や道路標示で指定された場合
(2)運転者が13歳未満のこども、70歳以上の高齢者、身体の不自由なかたの場合
(3)車道や交通の状況からみてもやむを得ない場合(※2)
※1:普通自転車とは、車体の大きさや構造が一定の基準に適合する自転車で、他の車両をけん引していないものをいいます。
※2:やむを得ない場合
→道路工事、連続駐車などで車道の左側部分が通行困難な場合
→著しく自動車などの交通量が多く、かつ、車道の幅が狭いなどのため、接触事故の危険がある場合

自転車道があるときは
自転車道が設けられている道路では、道路工事などやむを得ない場合を除き、自転車道を通行しなければなりません。

歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
自転車が通行できる歩道で、車道寄りを走る自転車
歩道は歩行者優先です。自転車が歩道を通行するときは、車道寄りの部分を徐行(すぐに止まれる速度で通行すること)しなければなりません。また、歩行者の通行を妨げるような場合は、一時停止しなければなりません。
自転車のベルを鳴らして歩行者に道を空けさせたり、スピードを落とさずに歩行者を追い越したりするのはルール違反です。自転車側が、歩行者にけがをさせてしまう危険もあります。歩行者に配慮したやさしい運転を心がけましょう。
【罰則】違反した場合、2万円以下の罰金又は科料

保護者のかたへ
13歳未満のこどもは歩道を自転車で通行することができますが、13歳未満のこどもが乗車する自転車でも歩道では歩行者優先です。こどもにしっかりと教えてあげてください。

その2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
信号を守る
赤信号になっている横断歩道で、停車して待っている中学生
信号は必ず守りましょう。「歩行者・自転車専用」信号機がある場合は、その信号に従い、安全を確認して横断しましょう。
【罰則】違反した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金等

「止まれ」の標識がある交差点で、一時停止して左右を確認している自転車に乗っている人
「止まれ」の標識がある場所では、必ず一時停止しましょう。「止まれ」の標識がなくても、見通しの悪い交差点では、必ず徐行し、左右をよく見て、安全に通行しましょう。また、見通しのよい交差点でも、安全のため速度を落としましょう。
【罰則】違反した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金等

その3 夜間はライトを点灯
夜道でライトを点灯して走る自転車と、ライトの方向を確認する歩行者
夜間、自転車で道路を走るときは、前照灯及び尾灯(又は反射器材)をつけなければなりません。ライトをつけるのは、自分が進む道を照らして見やすくするためだけでなく、前方や後方から来るほかの自動車やバイクなどに自分の存在を目立たせるためです。ライトをつけていない自転車は、相手側から発見されにくく危険ですので、ライトを点灯させましょう。
【罰則】違反した場合、5万円以下の罰金

その4 飲酒運転は禁止
酔っぱらった状態で自転車に乗る男性
自転車も飲酒運転は禁止されています。酒気を帯びて自転車を運転してはいけません。また、酒気を帯びて自転車を運転するおそれがある者に自転車を提供したり、酒類を提供したりしてはいけません。
【罰則】違反した場合、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(酒酔い運転を行った場合等)等

その5 ヘルメットを着用
こどもを自転車の幼児用座席に乗せて走る女性。こどももヘルメットを着用している。
全ての世代で乗車用ヘルメットを着用しよう。
令和元年(2019年)から令和5年(2023年)の5年間における自転車乗用中の乗車用ヘルメット着用状況別の致死率(死傷者数のうち死者の占める割合)を比較したところ、非着用時の致死率は着用時に比べて約1.9倍高くなっています。
令和5年(2023年)4月1日からは、全ての自転車利用者に対して、乗車用ヘルメットの着用が努力義務となっています。

ヘルメット着用状況別の致死率

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出典:警察庁

自転車乗用中の死者のうち、頭部が致命傷となったかたの割合は約5割となっています。自転車を利用する全てのかたは乗車用ヘルメットを着用するようにしてください。