24日の東京株式相場は4日続落する見込み。米国の金利上昇や米アップルの新型スマートフォン「iPhone 16」の発注台数引き下げ観測が懸念され、電機など輸出関連、化学など素材株に売りが先行する。原油や銅など商品市況の下落を嫌気し、商社や鉱業、非鉄金属なども安くなる。

  半面、為替の円安傾向は自動車など輸出関連の一角や株価指数を下支えする可能性がある。第2四半期営業利益が市場予想を上回ったニデックは堅調となりそうだ。

米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は3万7850円と、大阪取引所の通常取引終値(3万8070円)に比べ220円安米国株は下落-米10年債利回りは4.25%と約4ベーシスポイント上昇

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト

きょうの日本株は決算本格化前で方向感が出づらい、米大型テクノロジー安などから下落して始まりそうアップルのiPhone 16は発売からまだ初期段階にあり、販売に関する見方は割れやすいただ、日本株はスピード調整が進展している上、為替の円安は悪い話ではない売り一巡後は次第に下げが縮小する可能性背景

アップル株下落、新型iPhone発注数を下方修正とアナリストが指摘

テスラの利益、市場予想上回る-通期の納車台数は若干増加へ

加藤財務相、円についてコメントせず-記者団の質問に対し

【要人発言】インフレで実に順調な進展、われわれは貢献-ECB総裁

けさのドル・円相場は1ドル=152円台後半で推移、前日の日本株終値時点は152円18銭

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