MOVIE

死後36年を経て天才作家カポーティの未完の問題作に迫る/映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』予告編

死後36年を経て、未完の問題作『叶えられた祈り』執筆の裏側が今明かされる——『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』。“誰もが一度は会いたいと願うが、一度会えば二度とは会いたくない”男の姿に迫る。2020年11月6日に世界最速公開の日本版予告編が到着!

予告編は、日本版ポスターのキャッチコピー「私はアル中である。私はヤク中である。私はホモセクシュアルである。私は天才である。」というカポーティの印象的な言葉で始まる。

椅子に腰かけたカポーティの映像に、「指折りの人たらしよ」「掛け値なしの奇人だ」「ヴォルテール以来の騒がれよう」「ゲスな男だ」「ふしだらで楽しかった」「ドラッグ漬けだった」と、数多くの証言者がその人となりを語る音声が重ねられる。テレビ番組で「マーロン・ブランドの演技は素晴らしい。だがゾッとするほど頭が悪い」と強烈なジョークを飛ばす姿や、ハリウッドスターや有力政治家といった著名人たちが仮面をつけて集った“黒と白の舞踏会”での姿など、映し出される煌びやかな生活ぶりはまさしくセレブリティそのもの。しかし、その生活は誰もが知るセレブたちの実態をスキャンダラスに描いた未完の問題作『叶えられた祈り』の発表をきっかけに崩壊していく。

「いろんな人に会うことのほうが執筆より大切になっていった」と養女が語るカポーティは、社交界を追放され、鎮痛薬に依存し、混乱した様子でテレビ番組に出演する姿も。予告編は自虐的とも取れるカポーティ自身の「ご用心を!」という呼びかけで結ばれている。

未公開の音声アーカイブや関係者の貴重なインタビューを通して明かされる、“誰もが一度は会いたいと願うが、一度会えば二度とは会いたくない”男=トルーマン・カポーティの真実とは。死後36年を経て初めて語られる、未完の問題作『叶えられた祈り』執筆の裏側に迫る。
2020年11月6日公開

【関連記事・動画】
■[動画]サリンジャーの「バナナフィッシュ」が産声を上げた瞬間/映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』特別映像

■[動画]キーラ・ナイトレイがフランス文学界で実在した女性作家を体当たりで熱演/映画 『コレット』予告編

■[動画]「愛人」の小説家マルグリット・デュラスの自伝的原作/映画『あなたはまだ帰ってこない』予告編

#トルーマンカポーティ#真実のテープ#叶えられた祈り

【最新アップロード動画】

【最近の人気動画ベスト5】

【人気俳優インタビュー動画】

【ムビコレ】

【twitter】

【Facebook】

▶▶ムビコレのチャンネル登録はこちら▶▶