三吉彩花が主演する矢口史靖監督最新作『ダンスウィズミー』メイキング映像が解禁。笑顔のダンスシーンの裏にある凄まじいプロ根性が垣間見える内容になっている。

日本中から歌って踊れる女優を探し、日本中のオーディションで、ミュージカルが苦手なヒロイン・静香の役を射止めたのは、 三吉彩花。三吉にとっては、オーディションの合格が幸せの頂点で、そこから地獄のようなトレーニングの日々が続くことに。ク ランクインの 2 カ月前にも関わらず、彼女のスケジュールは、本作のために割かれ、歌やダンスの練習はもちろん、振り付けの みを教わる日やポールダンス、テーブルクロス引きなどの特訓が次々と入り、休みがない状態に。クランクイン後もその状態は続 き、気が付けば、歌とダンスのトレーニングに、なんと 250 時間も費やしていた。そんな状態に三吉は「ミュージカルの主演で プレッシャーもあり、こんなに極限状態になった作品は初めてでした」と語っている。
またメイキング映像内では、矢口監督の本作に対するこだわりによって、さらに過酷さを極めていく現場の様子が垣間見え、 「もう 1 回、もう 1 回」と予測不能すぎる取り直しの数に、三吉の顔からはだんだんと笑顔が消え…辛そうな表情に。それもそ のはず、オフィスの中で色とりどりのシュレッダークズの紙吹雪が舞う中、デスクの上をまるでランウェイのように軽やかにステ ップを踏み、笑顔でフィニッシュを決める「Happy Valley」のシーンでは、最後の笑顔が決まらないために、何度もテイクを重 ねており、そのたびに三吉も含めた全員でシュレッダークズを拾い、撮影、またシュレッダークズを拾い、撮影を繰り返した。こ れにはさすがの三吉も「やばいです、もう」と音を上げる寸前に。激しいダンスを踊り続けて、疲労の溜まった足をアイシングし てもらう姿や、監督の OK の声に笑顔でやしろ優とハイタッチする姿など、素の三吉彩花も観られる貴重な映像となっている。

原作・脚本・監督:矢口史靖
出演:三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明

『ダンスウィズミー』は8月16日より全国公開となる。

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