イギリス型の新型コロナウイルスではN501Y変異によってヒトの細胞との結合が強まっていることがスーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションで明らかになりました。
新型コロナウイルスはスパイクと呼ばれる突起部分がヒトの細胞の受容体に結合して感染します。
立教大学の望月祐志教授らの研究チームは、富岳によるシミュレーションでN501Y変異があるイギリス株ウイルスはヒトの受容体と結合するスパイクの一部が変形して結び付きが強まることを発見しました。
立教大学・望月祐志教授:「N501Y変異が結合を増強していて、恐らく感染力の増大に符合している」
研究チームはインドで猛威を振るい日本でも見つかっているインド型のウイルスについても解析する予定です。
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