来月のアメリカ大統領選で劣勢が伝えられるトランプ大統領は西部ネバダ州で演説し、民主党・バイデン候補の新型コロナウイルスへの姿勢を痛烈に批判しました。
トランプ大統領:「バイデン氏は皆さんの未来をウイルスに明け渡す。街を封鎖するだろう。彼は科学者の話を聞くというが、私が科学者の話を全部聞いていたら今ごろアメリカは大恐慌だ」
トランプ大統領は経済回復の観点から自らの新型コロナ対策は正しかったと強調し、バイデン候補の姿勢を強く批判しました。
民主党・バイデン候補:「私は自分の支持者にも支持者でない人にも一生懸命やる。それが大統領の責務だ。アメリカ国民すべてを大切にする」
バイデン候補は僅差でリードしている南部ノースカロライナ州で「共和党が強い州も民主党が強い州もない。ただ、アメリカがあるだけだ」と演説し、政治的な分断を超えた一体感を強調しました。選挙分析サイト「ファイブ・サーティー・エイト」はバイデン候補の当選確率を87%と予想しています。ただ、バイデン陣営は「トランプ氏が勝つ可能性もまだある」と残り2週間での追い上げを警戒しています。
[テレ朝news]