広瀬すずさん主演のコメディー映画『一度死んでみた』の完成披露試写会が行われ、吉沢亮さん、堤真一さん、リリー・フランキーさん、小澤征悦さん、嶋田久作さん、木村多江さん、松田翔太さんらキャストと浜崎慎治監督が登場しました。

コメディー初挑戦の広瀬すずさんが演じるのは、デスメタルバンドのボーカルで、父親が大嫌いな主人公・野畑七瀬。

堤真一さん演じる父親・計が大嫌いで『クサい!』と暴言を吐きながら消臭剤を吹き付けるなど、反抗する役どころです。

(広瀬すずさん)「私のこの辺にある『やさぐれ精神』がパーンと出た感じがあって、ただ気持ちよくセリフが出るようになりました。」

一方、劇中とは言え、娘役の広瀬すずさんから暴言を浴びまくった堤真一さんは…

(堤真一さん)「僕、娘がいるんですけど、いずれ言われるだろうなって思っています。」

吉沢亮さんは、存在感がなさすぎて『ゴースト』と呼ばれている計の部下を演じていますが…

(吉沢亮さん)「僕自身、めちゃくちゃ根暗なんで。『素の吉沢亮』でやってました、あれは…。」

(司会者)「現場でも存在感のなさを発揮していた?」

(吉沢亮さん)「基本、気付かれないから。(現場に)いるのに『すみません、吉沢さん待ちです』みたいな…空気が流れる瞬間とかもたまにあったりするので…。」

イベント後に広瀬すずさん、吉沢亮さん、堤真一さんに単独インタビューしました。

劇中で、反抗期ながらも仮死状態となった父を前に、感謝と後悔の気持ちで揺れ動く主人公の姿が描かれていることにちなんで、こんな質問を。

(鈴木唯アナウンサー)「みなさんが人に感謝するのはどんな時ですか?」

(堤真一さん)「僕はいま家族がいるので、いてくれるだけで感謝ですね。(公私の)切り替えができるんで…。」

(鈴木唯アナウンサー)「リラックスできる唯一の場所というか…。」

(堤真一さん)「でも結構、気もつかうしね。」

(鈴木唯アナウンサー)「え!?」

(堤真一さん)「僕、家族の前でおならをしないようにしてますから。」

(吉沢亮さん)「え~!?」

(鈴木唯アナウンサー)「何でですか?」

(堤真一さん)「子供は(おなら)やると、『自分も』と笑いにつながるから。おならで笑いを取りたくないっていう。」

反対に、広瀬すずさんと吉沢亮さんは、家族に対して申し訳ないと思っていることがあるそうで…

(広瀬すずさん)「なんでも一回、お母さんを通じて全部やってもらう。面倒くさがりっていうのもあるので。いろいろあるじゃないですか、生きてると。書類みたいなのが出てきたりとか、大きい買い物も全部、いったんお母さんにって。面倒くさいだろうなぁって思うんですけど、結果やってくれるので『ごめんなさい』って。」

(鈴木唯アナウンサー)「そう思いながらも頼んじゃうという?」

(広瀬すずさん)「はい。」

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