東京オリンピックの開幕まであと45日、交通規制が始まるなど、開催に向けた動きが加速しています。一方で、パブリックビューイングの予定地で中止を求める声が上がるなど、波紋も広がっています。
47都道府県をつなぐ聖火リレー。36番目となる秋田県ではふるさとの横手市をタレントの壇蜜さんが走りました。
壇蜜さんのおばあちゃんです。孫の晴れ舞台を楽しみにしていましたが、去年11月に亡くなりました。
開幕まであと45日となったオリンピック。都内で今月8日から始まった交通規制。今後、徐々に範囲が広げられパラリンピックが終わる9月30日まで続く予定です。
大会組織委員会の橋本会長は必要な医師の約9割、看護師の約8割は確保の見通しが立ったとし、改めて開催に向けてこう呼び掛けました。
大会組織委員会・橋本会長:「日本の皆さんにはこの大変な時期を乗り越えて集うアスリートたちを、ぜひともにたたえて頂きたいと思っております」
開催に前のめりな姿勢には懸念の声も上がっています。
立憲民主党・安住国対委員長:「オリンピックはとにかく理屈抜きでやりますと。開催するかしないかの基準ぐらいは示したらどうだということに関しても、もう本当に馬の耳に念仏ですよ、あれは」
東京都医師会・尾崎治夫会長:「感染者が100人ぐらいに収まってないと、なかなか難しいのではないかと。感染状況によりますけども『中止』という選択肢もあり得るかなと思っています」
開催するのであれば無観客にすべきだとしています。
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