(菅井貴子気象予報士が解説) 午後6時30分現在
◆熱中症に注意
夏の始めは熱中症にかかりやすくなってしまいます。
身体が暑さに慣れていないため、暑熱順化(しょねつじゅんか)が出来ず、汗を上手にかけず
体内に熱がこもりやすくなってしまいます。
また、コロナ禍でマスク生活が続いていますが、喉の渇きを感じにくく、
脱水状態に陥りやすくなります。
30分おきに水分を補給したり、炎天下での活動は無理をしないようにしましょう。
◆11日の天気
全道的に夏空が広がり、日中は日差しが強いでしょう。
沿岸部では、風がやや強く吹きそうです。
太平洋側は海霧で、視界が悪くなる所がありますので、ご注意ください。
◆11日の気温
前日より3℃前後高い所が多いでしょう。
最高気温は札幌で30℃と、初の真夏日となるほか、北見では33℃まで上がりそうです。
食中毒警報が出ています。
食品はすぐに冷蔵庫に入れるなど管理にも注意をしてください。
◆1か月予報
10日に気象台が発表した1か月予報によると、
6月12日~18日の平均気温は全道的に平年より高くなりそうです。
19日~26日は、オホーツク海側で、平年より低めとなり、
27日~7月9日は、全道的に平年並みとなるでしょう。
今年は暑くなるのが、遅れていましたが、
来週にかけては、夏を挽回するかのような暑さになります。
身体に負担もかかりますので、体調管理に気を付けましょう。
◆週間予報
12日(土)午後は、道北を中心に雨が降るでしょう。
13日(日)は全道的に雲が多く、にわか雨の所がありそうです。
広範囲で、真夏並みの暑さは収まりますが、
道東では気温・湿度ともに高く、蒸し暑くなるでしょう。