新型コロナから回復した伊東綾子さん(100)
「(私の趣味)一番は麻雀です 生ビール飲みながらしたいです」

生ビールを飲みながら麻雀するという趣味を持つ伊東綾子さん、御年100歳。

新型コロナから回復した伊東綾子さん(100)
「私100歳生きていますけど、あまり病気したことがないんですよ
 人の3倍、(感染には)注意せなあかん この病はかかったらあきません」

今年1月、家庭内感染により新型コロナに感染した伊東さん。
入院中は一時、酸素吸引が必要なほど悪化しましたが、懸命な治療もあって
2月に退院することができました。

新型コロナから回復した伊東綾子さん(100)
「気を付けることに越したことないし
(コロナに)かからないに越したことはないですけど、難しいですよね」

退院後は外出を控えるようにしている伊東さん。
実は100歳とは思えない趣味や特技を持っているんです。

1point「コロナから回復“今を楽しく”」

新型コロナから回復した伊東綾子さん(100)
「習い事はデッサンでしょ、それから気功、ちょっと前まではスペイン語もやっていました
 気功はもう20年やっています」

伊東さんは心と体を見直すため78歳から「気功」をはじめ
娘婿が住むスペインに行くため80歳から「スペイン語」を学び
90歳には「デッサン」まで始めています。

そして、100歳になった今も続けているのが腹筋を鍛える「V字バランス」
この状態で最大20秒キープできるというのです。

伊東さんが通う「気功教室」の講師で20年来の友人でもある木村さんは・・・

伊東さんの友人 木村由貴さん(45)
「(100歳なのに)腹筋もありますし、靴もここ最近まで5cmくらいのヒールを履かれていました」

驚きなのはこれだけではありません。
携帯電話のかけ方も独特です。

伊東さんの友人 木村由貴さん(45)
「携帯って連絡先が入っていますよね そこから調べてかけるのではなく
 頭に入っている電話番号をかけているので記憶が全部頭なんですよ」

その記憶力はコロナで入院した病院でも
医師や看護師などの医療スタッフのフルネームを覚えて接していたほどです。

また、海外旅行も趣味の1つでインドネシアやカンボジア、イタリアなど世界中を旅しています。

新型コロナから回復した伊東綾子さん(100)
「パスポート期限が102歳まであるの
 それがまだ残っているから私は本当に世界中に行きたい」

今後、注意が必要なのは再感染です。

感染制御学が専門、順天堂大学大学院の堀賢教授によると
一度感染した人は免疫が不十分なまま回復するので
最低一回はワクチン接種が必要としています。

来月4日に101歳の誕生日を迎える伊東さん
今後の目標を色紙に書いてもらいました。
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