自民党の額賀福志郎元財務大臣が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。1回目のワクチン接種直後に異変が起きたため、当初は副反応の可能性を疑っていたということです。

 自民党の額賀元財務大臣が新型コロナウイルスに感染し、入院したことを発表しました。ホームページによりますと、額賀元財務大臣は20日に地元の茨城で1回目のワクチン接種。その後、倦怠(けんたい)感があったため、「ワクチンの副反応」ではないかと経過観察を行っていたそうです。

 その後、26日に「微熱の症状」が現れ、自宅待機。28日、PCR検査を行って陽性が判明しました。

 全国でワクチン接種が進んでいる状況ですが、気になるのが額賀元財務大臣と同じように症状が出た場合の「ワクチンの副反応」なのか「新型コロナ感染症」なのかという見極めです。

 小林教授によりますと、ワクチンの副反応ではせきや味覚・嗅覚障害などはみられないため、そのような症状が出た場合はすぐに検査が必要だといいます。ただ、「倦怠感」「頭痛」「発熱」という共通した症状ではどう見極めればいいのでしょうか・・・。

 ワクチンの副反応でも新型コロナと同じような高熱が出ることもあり、見分けるのは難しいそうです。

 ただし、大事なのは「症状が出た期間」だといいます。個人差はありますが、ワクチンの副反応の場合、一般的には日が経つごとに症状が良くなり2、3日で治まることが多いそうです。経過を見て症状が改善しなかった場合は副反応以外の可能性を考えた方がいいそうです。
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