ジェラルド・バトラー、ハリセンボン、鈴木奈々/『エンド・オブ・ホワイトハウス』来日記者会見

難攻不落のホワイトハウスがテロリストの手に落ちるなか、ただ1人、ホワイトハウス内への潜入に成功した元大統領SPが、大統領救出のために奮闘する姿を描いたアクション大作『エンド・オブ・ホワイトハウス』。この映画のプロモーションのために主演のジェラルド・バトラーが来日し、5月29日にパークハイアット東京で記者会見を行った。

バトラーの来日は『P.S.アイラヴユー』以来、約5年ぶり。「コンニチハ。ワタシハ、ニホンガ、ダイスキデス」と日本語で挨拶すると、「今回は5度目の来日。プロデューサーもつとめ、とても誇りに思っているこの映画を携え来日できて良かったです」と語った。

注目を浴び始めたのが『オペラ座の怪人』(04年)で主人公のファントム(怪人)を演じてから。2007年公開の『300<スリーハンドレッド>』では主人公のレオニダスに扮し、スターへの仲間入りをはたすなど、今やハリウッド映画には欠かせない俳優の1人。

そんなバトラーだが、意外にもこの日は、報道陣相手に面白い仕草を見せたり、舞台袖にいたマネージャーにスマホを持ってこさせ壇上から写真を撮ったり、ハイチェアに座るや「カントリーロード」を歌いはじめるなど、ひょうきんでヤンチャな一面を見せ始める。

さらに記者からの「プロデューサーも兼ねているが、本作のどこに惹かれたか?」という質問には、「僕みたいなお喋りな人間に、そんな質問ぶつけて大丈夫?」と長くなるよという意思表示を示して笑いを誘うと、「9.11の後に言われたのは、諜報機関はテロリストに比べて想像力が欠如しているんじゃないかということ。たった数人が起こす行動によって世界がまったく変わってしまうことだってあり得る。逆に言えば、我々はそういう脆さを持っていて、みんな脳裏のどこかにテロリズムの恐怖が少なからずあると思う。だからこそ、映画にするのは興味深いんじゃないかと思った」と語り始めた。

その所用時間は実に3分。自分の喋った英語を、通訳が延々と日本語に訳すのを聞きながらバトラーは、改めて自分の言葉の長さに気づいたようで、途中からは落ち着きのない子どものようになり、「まだ、喋ってるの」「そんなに僕は喋っていない、勝手に作っているでしょ?」などとぼやいて会場を沸かすと、通訳が訳し終えるや「(私のお喋りは)母のせいです。母がおしゃべりだったので」と弁明していた。

その後、ゲストとしておバカキャラで人気のモデル・鈴木奈々が登場。初対面のバトラーについて「すごい格好良くて、クールで、ハンサムで、すごいオーラで、刺激が強いですね。すごい格好良いです」と“すごい”、“格好良い”を連発。そんな鈴木の肩をバトラーが優しく抱き寄せると、「キャー! ヤバイ! どうしよう!」と今度は大きな声が飛び出し、驚いたバトラーがわかったわかったといった感じで離れると、鈴木は「違うんです。嬉しかったんです。ハッピーハッピー!」と、嬉しくて大きな声を出したことをバトラーにアピールした。

さらに、ハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるかも登場。バトラーから優しくされている鈴木にヤキモチを焼いてか、近藤が「奈々ちゃんばっかりハグされている」と苦情を述べると、バトラーが近藤と箕輪にも熱いハグ! それを受け2人はうっとりとした官能の表情を浮かべていた。

『エンド・オブ・ホワイトハウス』は6月8日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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