東京オリンピックの首都圏会場が無観客となることについて、世界各国のメディアが報じています。
中国国営の中央テレビや中国共産党の機関紙などは、無観客となる方針が報じられた直後から相次いで速報。
アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズは「先月、一部観客を入れるとしていたが感染の急拡大から、計画はひっくり返った」と伝えています。
イギリスのBBCは「準備に250億ドルを費やしたが、せっかく作ったスタジアムは空っぽになるし、国内外の観光客が使うはずだったお金やチケット収入もなくなった」と報じています。
フランスの公共ラジオの電子版は、「ギロチンの刃が落ちた」と表現したうえで、「『オリンピック延期』という去年3月の前例のない決断とともに始まったサスペンスの終わりだ」と切り捨てました。(09日03:32)