今泉力哉監督最新作、志田彩良・井浦新・鈴鹿央士ほか実力派キャスト!新しい家族との関係、淡い恋に揺れる女子高生を志田彩良が好演する映画『かそけきサンカヨウ』の予告編が解禁となった。

今泉力哉監督が窪美澄の短編集から自ら映画化を希望し、先日放送終了した日曜劇場「ドラゴン桜」で文系トップの秀才女子高生・小杉麻里役を演じ話題となった志田彩良が主演を務める。さらに、その「ドラゴン桜」で学年トップの成績を誇る藤井遼役を演じていた鈴鹿央士との共演も話題を呼んでいる本作『かそけきサンカヨウ』。

この度解禁された予告編は、志田彩良演じる主人公の陽が「自分史上一番古い記憶って何か覚えてる?」という同級生の陸(鈴鹿央士)との会話をきっかけに、母親と過ごした幼い頃の記憶を思い出すシーンから始まる。

母親不在の父との静かな暮らしに満足していた陽だったが、父(井浦新)から「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と唐突に打ち明けられ、陽の生活は一変。新しい母親(菊池亜希子)と連れ子の幼い妹が家族に加わり、陽は一人宙ぶらりんな気持ちを抱えていた。そしてそんな陽の抱えていた感情がついに爆発。父親や新しい母親、友人たち、それぞれが胸の内に悩みや想いを抱えながら、周囲との関係性を築き上げ「淡く強く大人になる」陽の様子が、崎山蒼志が書き下ろした主題歌「幽けき」(読み方:かそけき)にのせて、切り取られている。

映画は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている。

監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降、『アイネクライネナハトムジーク』、『mellow』、『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本も作品が公開されている今泉力哉。

『かそけきサンカヨウ』は2021年10月15日公開

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