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 女優の二階堂ふみさんが4月2日、東京都内で行われた主演映画「蜜のあわれ」(石井岳龍監督)の舞台あいさつに、大杉漣さん、高良健吾さんら6人の共演者とともに登場。同映画のプロモーションでは、演じた金魚役にちなんで、常に赤い衣装で登場していた二階堂さんは、客席を見て「ちらほら、赤い洋服を身にまとった方々がいらしてくださって、すごくうれしい」と喜んだ。自身も赤いロングドレス姿を披露し「今日で赤納め」と、少し寂しそうな顔をしたが「この映画を見て、きっと赤い気分で劇場を出られるのではないかなと思います」と笑顔を見せた。

 映画は室生犀星の同名小説が原作で、金魚から人間の姿に変貌する少女・赤子(二階堂さん)と老作家(大杉さん)、老作家の過去の女で怪しげな幽霊(真木よう子さん)の三角関係を描いた。この日の舞台あいさつは、二階堂さん、大杉さん、高良さんのほか、真木さん、永瀬正敏さん、韓英恵さん、渋川清彦さんと、キャスト総勢7人が出席し、石井監督は「撮影でも集まらなかった人数が集まってくれました」と喜んだ。

 同映画に豪華なキャストが勢ぞろいしたことについて、石井監督は「ずっとお仕事をしたいと思っていた(キャスト)。奇跡的にいいタイミングがあったのは、私の長い映画人生の中でも初めて。俳優さんに教えられることも多かった」と、出演者に感謝した。また、二階堂さんには「赤納めと言われましたが、今日で終わりじゃなくて、1年くらい、ぜひ着続けてほしい!」と懇願して、二階堂さんを笑わせていた。