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映画『甘いお酒でうがい』が、9月25日から、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほかにて全国公開。
それに伴い、主演の松雪泰子、黒木華、清水尋也、そして 大九明子監督 と、原作・脚本のシソンヌじろうからメッセージが到着。
松雪泰子は、「本作で表現されているのは、人の温もり、日常に散りばめられているささやかな喜びや幸せ。人と人との繋り、コミュニケーションの大切さ、愛や友情。繋がりが分断されつつある今、スクリーンを通して本作に触れる事で、皆様の日常に穏やかな愛がもたらされる事を願います」と語り、黒木華も「皆さんの生活にささやかな幸せと、温かな時間を届けられたら幸いです」、清水尋也も「どこか常に緊張しているような、ふと気疲れしそうになってしまう毎日ではありますが、この映画を通して少しでも安らぎをお届け出来れば嬉しい」と、公開の待ち遠しさと、今だからこそ観て欲しい作品であるという熱い思いが伝わるメッセージを。
大九監督は「佳子さんなら今どう生きてるだろうと考えた。どんな日記を書くだろう。真夏のマスクは好きじゃないだろうけど、家に帰ってマスク外して服脱いで風呂場直行して水浴びとか、好きそうだなと考える。水浴びしてプハーッとする瞬間にハマってそう。どんな毎日にも喜びを見つける人だから。どうでしょうか?じろうさん」と、本作の主人公である川嶋佳子の行動に思いを巡らせながら、“原作者のじろう=川嶋佳子”へ問いかける。
すると、じろうは、そのアンサーメッセージとして「今日もお勤めご苦労様です。電車の時間に合わせてホームへ向かったのですか?違いますよね。電車があなたを迎えに来てくれたんです。あなた以外にも疲れてる人が沢山いるので乗せてあげることにしましょう。ちょっと混んでますが、みんなあなたに感謝してますよ。気前がいいですね。遠慮なんかしないで下さい。あなたの人生の主人公は、あなたなんです」と、コロナ禍で重い空気の世の中でもしっかり前向きに歩む、佳子の日記の新たなページに綴られているかのような、じろうならではのメッセージを返した。
また、予告編のナレーションを3時のヒロインが務めた。福田麻貴、ゆめっち、かなでのそれぞれのバージョンの予告編がすでに公開済みだが、それらをミックスして、3人共演の予告編に。映画のナレーションは初めての経験と語っていた3人だが、普段の芸人の姿とは全く異なるナレーションを披露している。