新型コロナの急拡大が続く中、愛知県内のほとんどの学校は31日で夏休みが終了。緊急事態宣言が出されたらどのような影響があるのか、大村秀章知事に聞きました。
「修学旅行は緊急事態宣言中は中止もしくは延期で」
愛知県の大村秀章知事は緊急事態宣言が出た場合の対応として、各市町村に「夏休みの延長」を判断することや、部活動を平日の4日間までとし休日はやめるように、求める方針です。
夏休み明けの対策について、大村知事は次のように話しました。
「時差登校・分散登校という形で登下校は密にならないように。それからオンラインによる学習の学習時間・学習支援をしっかり導入していただく。感染対策を講じてもリスクが避けられない授業は、しばらくやめる」
「修学旅行など宿泊を伴うような学校行事は、宣言の期間中は中止。もしくは延期。そのうえでワクチンをどんどん打っていただく」
「高校生の集団接種について具体的に詰めている」
その上で、高校生へのワクチンの集団接種についても言及しました。
「まずは高校生について、文科省からは学校での集団接種はダメとなっているが、希望者を対象に子どもたちを集めて病院に連れていって集団的接種をうまくやれないかと今、具体的に詰めている。まず高校で公立・私立ともに県が責任をもって高校生にしっかりワクチンを打っていただく」(愛知県 大村秀章 知事)
(8月24日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)