24 JAPAN, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=4104044 / CC BY SA 3.0

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『24 JAPAN』(トゥエンティフォー・ジャパン)は、2020年10月9日から2021年3月26日までテレビ朝日の「金曜ナイトドラマ」枠にて放送されていた唐沢寿明主演のテレビドラマである。
テレビ朝日開局60周年記念として、キーファー・サザーランド主演のテレビドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のシーズン1(以下、原作)をリメイクした作品であり、設定や展開を2020年の日本に置き換えて最新テクノロジーと世界情勢を織り交ぜた、日本初のリアルタイムサスペンスとして描く。
ABEMA・TELASAでも配信され、配信版では本編がディレクターズカット版として地上波で放送されたものより多くのシーンを見ることができ、更に本編終了後に本編と連動した日本版オリジナルエピソードが収録されている。
10月11日、「日本初の女性総理」が期待されている総選挙当日を迎えた深夜0時。
内閣府所轄のCTU(テロ対策ユニット)の第1支部A班の班長・獅堂現馬は、家族と自宅で和やかに過ごしていたが、自室に戻った娘の美有がこっそり家を抜け出したことが判明する。
現馬は美有を捜そうとした直後、「24時間以内に、総理候補・朝倉麗の暗殺計画がある」との情報が入り、CTU東京本部長・郷中兵輔からの緊急招集がかかる。
本部長の郷中は、「CTUの中に、暗殺計画に関わる内通者がいる」と現馬に告げ、秘密裏に調査を命じる。
さらに、CTU東京本部の第1支部長・鬼束元司が現れ、新情報を現馬にもたらす。
しかし、鬼束の言動を不審に感じた現馬は、鬼束の携帯電話を傍受した上、手荒い方法で鬼束を尋問しようとする。
そんな中、ひとり自宅に残され、一人娘の身を案じていた現馬の妻・六花のもとに、美有と共に夜遊びをしている寿々の父親から電話がかかってくる。
さらにその頃、国内を飛行中の旅客機内では、朝倉麗を撮影する予定のカメラマン・皆川と隣席となった氷川七々美が、旅客機爆破を計画していた。
(第一話) 『24 -TWENTY FOUR-』のシーズン1をベースにしているが、いくつかの変更点がある。
テレビ朝日の神田エミイ亜希子プロデューサーによれば、原作の権利を有する20世紀フォックスからは4-5年にわたる権利交渉を重ねて厳しい条件を提示されており、時間軸に沿った展開、設定変更の説明、コンセプトデザインを提示したうえ、24話=2クールでの放送を交渉したことが契約の決め手の1つとなった。
一方、警察ではないCTUが拳銃を所持できることをドラマに溶け込むよう、本編では描いていない裏設定も含め、日本版CTUについてはそのリアリティも含めて議論を重ねたが、設定を作り上げるのが一番大変で、日本らしさを取り入れた大きな要素としての家族設定は、本国から評価された。
なお、CTUの着信音は音階を作曲家に分析して日本版に作り変えてもらったほか、24時間のデジタルカウントは今(2020年)の人の感覚に合うよう、日本版の世界観に合わせたデザインに作り変えてもらったという。
唐沢については、彼が原作の大ファンであることを知って運命だと思ったうえ、20世紀フォックスからも「とても合っている」と非常にポジティブな反応が返ってきたことが、自信になった。
唐沢にコンセプトデザインや世界観の作り込みのイメージを見せ、監督たちと共に具体的なキャラクターのイメージを作っていったが、唐沢もその思いを真摯に受け止めて一緒に考えてくれたという。
神田は視聴者に食わず嫌いにならず第1話を見て欲しい思いに際し、厳しい目やファンの拒否反応も承知のうえで、プライドを持って作っていることを明かしている。