新規の感染者が減る一方で、後遺症を訴える患者が急増しているといいます。

(患者)「春ぐらいからちょっとおかしいかなと思い始めたんですけど、まさか後遺症だとは全然わからなかったので」

新型コロナの後遺症外来を設置する都内のクリニックでは・・・

(ヒラハタクリニック 平畑光一院長)
「朝から夜中の3時過ぎまでノンストップ、ノン休憩でやっても数十人お断りしないといけない状況が続いてまして」

顕著なのは若い世代への広がりです。
こちらのクリニックを受診した後遺症に悩む人を年齢別にみてみると、高齢者の割合は少なく、若い世代、特に子供世代への広がりを見せています。

(ヒラハタクリニック 平畑光一院長)
「若い方はどうしても重症化あんまりしないから大丈夫という風に思ってしまいがちですが、無症状軽症からの後遺症が非常に怖い」
「『倦怠感』というと『インフルエンザにかかったときのあれでしょ?』みたいな感じで軽く考えてしまう方が非常に多いんですけど、そんな生易しいものではありません。普通の倦怠感だと思わないでいただきたい」
「周りの方が無理解で『頑張れ』という事を言ってしまうと、それは頑張ってしまうと思うんです、やはり、大人の側、周囲の側がですね、そういった後遺症について、しっかり認知をしていって、子供さんたちが安心して療養することができる。そういった環境づくりというのがとても大切だと思います」
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