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女優の吉永小百合が主演を務め、広瀬すず、松坂桃李らが共演する映画「いのちの停車場」(2021年5月21日公開)の本編映像が初解禁された。
都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師でありながら、作家として「サイレント・ブレス」(2016年刊行)や、NHKにてテレビドラマ化され話題を呼んだ「ディア・ペイシェント」(2018年刊行)を世に送り出した南杏子氏による「いのちの停車場」。今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点や、尊厳死・安楽死などの医療制度のタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族が描かれたその感涙の物語を、『八日目の蝉』(2012)や『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(2015)など多数の名作を生みだした映画界を代表する監督のひとり成島出氏がメガホンを取り、映画化した。
吉永は、今作で122作目にして初の医師役に挑戦!実際に在宅医療を行う「つるかめ診療所」の鶴岡優子先生、鶴岡浩樹先生や、東京女子医科大学病院・救命救急センター長の矢口有乃先生に医療指導を受け、並々ならぬ情熱をもって撮影に臨んだ。「まほろば診療所」メンバーを演じる松坂、広瀬、西田敏行に加え、石田ゆり子、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげるら日本映画を代表する俳優からマルチタレントまでオールスターキャストが集結した。
今回解禁となった特報映像は、主人公・咲和子(吉永)が救命救急医として働く緊迫した場面からスタート。とあることをきっかけに故郷・金沢へ戻ることとなった咲和子は“いのちを救う救命医”から“いのちに優しく寄り添う在宅医師”として再出発させることとなる。優しいまなざしで、患者と家族に寄り添う咲和子の姿に続くのは、「まほろば診療所」のメンバーたち。尊敬する咲和子を追って金沢へやってきた野呂(松坂)、訪問看護師の麻世(広瀬)、そして院長の仙川(西田)らの、咲和子と共に様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも歩んでいく姿が名場面から切り取られ、彼女たちが患者たちと重ねる“いのちの一瞬の輝きに向かう大切な日々”を見守るかのような美しい四季折々、そして、優しく語り掛けるような名曲「アメイジンググレイス」が相まって、感涙必至の物語誕生を知らせる特報映像となっている。
東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐点。父と暮らしながら「まほろば診療所」で在宅医師として再出発をする。院長の仙川徹と訪問看護師の星野麻世、東京から咲和子を追いかけてきた野呂と共に、咲和子は様々な事情から在宅医療を選び、治療が困難な患者たちと出会い戸惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの一瞬の輝きに寄り添っていく。その時、最愛の父が倒れてしまい…。
キャスト:吉永小百合/松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、石田ゆり子、田中泯 、西田敏行
監督:成島出 脚本:平松恵美子
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(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
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