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モーリス・ベジャール・バレエ団×東京バレエ団
巨匠ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン「第九交響曲」で奇跡の競演『ダンシング・ベートーヴェン』。
天才振付家モーリス・ベジャール没後10周年にあたる今年、ベジャールの代表作のひとつ「第九交響曲」の舞台裏を捉えた感動のドキュメンタリーが公開決定。
この度、「第九」を「バレエ」で表現し、ベジャール自ら「踊るコンサート」と表した傑作ステージの舞台裏に迫る本作の日本版の予告編が解禁。
故モーリス・ベジャールによって振り付けられた伝説のダンス『第九交響曲』。1964年にブリュッセルのシルク・ロワイヤルにて初演され、20世紀バレエ史上に残る傑作と謳われながらも、総数80人余のダンサーにオーケストラとソロ歌手、合唱団を加え、総勢350人に及ぶアーティストの力を結集した他に類をみない大規模なスケールゆえ、2007年のベジャール亡き後、再演は不可能とされてきた。 しかしながら2014年に、東京バレエ団創立50周年記念シリーズ第7弾として、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団の共同制作として空前絶後の一大プロジェクトが実現する―。
本作は、21世紀のバレエ史上最高傑作と呼ばれた総合芸術のステージが出来上がるまでの度重なるリハーサルの様子や、ベジャールの後継者ジル・ロマン芸術監督のもと新たに踏み出したベジャール・バレエ団の様々な文化的背景を持つダンサーたちが織りなす人間ドラマに密着した感動のドキュメンタリーだ。
監督は、『ベジャール、そしてバレエはつづく』(09)のアランチャ・アギーレ。ペドロ・アルモドバル、カルロス・サウラといった錚々たる映画監督のもとで助監督として経験を積み、いまスペインで最も期待されている女性監督の一人である。
今回、解禁となった予告編では、「“ひとつになれ、人類よ!”それが「第九」のメッセージだ」と語るジル・ロマン芸術監督のもと、本番に向け、ベジャール・バレエ団に所属する大貫真幹ら様々なバックグラウンドを持つダンサーたちが過酷な練習に励む様子や、メインダンサーの突然の妊娠などのアクシデントを乗り越え、様々な思いを抱えながら伝説のステージに挑む姿が描き出される。
2017年12月23日公開