神は細部に宿る。凝りに凝った装飾に文明開化の息吹あり

明治12年(1879年)、幕末に勇躍した第二奇兵隊参謀の小方謙九郎が建てた擬洋風建築で漆喰の白壁が美しい。4階建ては当時でも珍しかった。擬洋風とは西洋の建物を見よう見まねで造ってみよう、というもの。ステンドグラスや内外装に施された鏝絵など、当時の職人の超絶技巧を目に焼き付けよう。

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