静岡県内の新型コロナの1日の新規感染者が初めて1000人を超えました。感染拡大を受けて川勝知事は会見で「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請すると発表しました。
<静岡県 川勝平太知事>「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の医療専門家の先生方からも『まん延防止等重点措置』を含む対策の必要性を助言いただいた。これらを総合的に勘案した結果、本日、静岡県として政府に『まん延防止等重点措置』を要請する方針を固めました」
川勝知事は、臨時の記者会見を開き、国に要請するまん延防止等重点措置の適用について説明しています。県内の1月20日の感染者は1050人となりました。自治体別にみますと、静岡市で過去最多の219人、浜松市で193人、磐田市で76人、御殿場市で74人、沼津市で61人、菊川市で54人などとなっています。亡くなった人は、いませんでした。1日あたりの感染者数は19日の877人を大幅に更新し、初めて1000人超え。2日連続で過去最多となりました。過去最多となる219人が感染した静岡市では清水病院の職員や葵消防署の消防士などいわゆるエッセンシャルワーカーの感染が相次いで確認されました。清水病院も葵消防署も対策を徹底した上で業務を継続しているということです。また、県内では5件のクラスターが発生していて、県が詳細を発表します。
1月20日放送 SBSテレビ「ORANGE」
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