2月19日に開幕する冬季アジア札幌大会の聖火の採火式が5日夜、札幌市中央区の大通公園で行われた。アイヌ民族の伝統的な方法で火がともされ、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。先住民族の文化を世界に発信しようと大会組織委員会(事務局・札幌市)が企画。アイヌ文化の担い手を育てている札幌大ウレ〓(小文字のシ)パクラブの学生と、胆振管内白老町のアイヌ民族博物館の若者が参加した。15人がクマの霊送りの踊り「イヨマンテリ〓(小文字のム)セ」を踊り、火打ち石でキノコの一種サルノコシカケの炭に着火する作業に挑んだ。 アイヌモシㇼ北海道新聞社道新