【ストーリー】
1944年、ナチス占領下のフランス。若く優秀な作家マルグリット(メラニー・ティエリー)は、夫のロベール・アンテルム(エマニュエル・ブルデュー)とともにレジスタンス運動のメンバーとして活動していた。ある日、夫がゲシュタポに逮捕される。マルグリットは夫を取り戻すためにゲシュタポの手先のラビエ(ブノワ・マジメル)の力を借り、恐ろしい危険に身を投じることを決意する。愛する夫の長く耐えがたい不在はパリの解放後も続き、心も体もぼろぼろになりながら夫の帰りを待つマルグリットだったが…。 フランスの小説家マルグリット・デュラスの若き日の、愛と苦悩を綴った原作を基に描く壮大な愛の物語――。

監督・脚本:
エマニュエル・フィンケル

出演:メラニー・ティエリー『ザ・ダンサー』『海の上のピアニスト』、ブノワ・マジメル『ピアニスト』、バンジャマン・ビオレ『パーソナル・ショッパー』グレゴワール・ルプランス=ランゲ『キリマンジャロの雪』、エマニュエル・ブルデュー

原作:マルグリット・デュラス「苦悩」
原題:La Douleur
2017年/フランス・ベルギー・スイス/フランス語/126分/ビスタ  
配給:ハーク