百田尚樹の小説「海賊とよばれた男」に登場する主人公、国岡鐡造(岡田准一)は、出光興産創業者の出光佐三をモデルにしている。その出光佐三は福岡県宗像市の出身である。その後、福岡県門司市(現・北九州市門司区)に出光商会を設立。これをきっかけに大成功を収めるのだが、当時、門司区には、三宜楼という木造3階建ての料亭があった。出光佐三もここをよく利用していたという。他にも高浜虚子や小栗旬、天海祐希主演の「お家さん」の鈴木商店なども利用していたという。その三宜楼が、補修工事を経て、2014年4月から一般公開されている。