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Paganini : CAPRICE NO 24 IN A MINOR : QUASIPRESTO ,
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「 ♪大作曲家たちの羨望を集めたヴァイオリンの鬼神

ヴァイオリンの鬼神と呼ばれヨーロッパで一世を風靡したパガニーニ。
突き出た頬骨、その風貌は妖しく、目にもとまらぬ
超絶的な指使いで聞いたこともない音楽を奏でる彼は
「悪魔に魂を売り渡した」と世間からまことしやかに囁かれました。

どこでも人間扱いされないため、役所で人間である証明書をもらい、
それを持ち歩いたという冗談のような話さえあります。
また彼は後年書いた自伝で「随分と変な噂を流されて迷惑した」と
その胸の内を述懐しています。

しかしそうした突飛な逸話ばかりではなく、
パガニーニは真のヴィルトーゾであり作曲家でした。
シューベルト、シューマン、リスト、ショパン、ブラームス、
ラフマニノフといった名だたる作曲家たちが彼に影響を受け、
自らの音楽活動や作品のインスピレーションの源としました。

パリでパガニーニの演奏を見たリストは「自分はピアノのパガニーニ」になると言って、
超絶技巧のピアニストとしてその名を知らしめていったのです。

そんなパガニーニの代表作のひとつが「24のカプリース(奇想曲)」です。
この作品にはヴァイオリン技巧のすべてがあるとも言われ、
J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタやパルティータにも匹敵する、
ヴァイオリンの重要曲ともされています。

第24番の主題は特に有名で、これをもとにブラームスは変奏曲を、
ラフマニノフは狂詩曲を作り、リストは曲全体をピアノ用に編曲しました。 」
クラシック名曲サウンドライブラリーから転載