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今回は 映画「武士の献立」（2013年）
出戻りの妻と出来そこないの包丁侍！二人は本当の夫婦になれるのか？
優れた味覚と料理の腕を持つが、気の強さが仇となり1年で離縁された春（上戸彩）は、加賀藩の料理方である舟木伝内（西田敏行）にその才能を買われ、息子の嫁にと懇願されて2度めの結婚を決意。舟木家は代々藩に仕える由緒ある包丁侍の家。しかし、夫となる跡取りの安信（高良健吾）は料理が大の苦手、しかも6つも年下！！春は、姑の満（余 貴美子）の力も借りながら、必死に夫の料理指南をはじめるが…。
“刀”ではなく“包丁”で、藩に仕えた武家。料理で動乱を乗り越えた実在の家族の物語。
【登場人物】
舟木春／上戸彩
優れた舌と料理の腕を持つ。気の強さが仇になり前の夫とは離縁したが、伝内に見込まれて舟木家に嫁入りする。
舟木安信／高良健吾
剣の腕は立つが、料理の腕はからきしダメ。兄を亡くし、家業を継ぐことになるが、未だその現実を受け止められずにいる。
舟木伝内／西田敏行
安信の父。加賀藩御台所御用役を勤める舟木家当主、国で一、二を争う料理の腕を持つ。後継となる安信の行く末を心配している。
舟木満／余 貴美子
安信の母。夫・伝内が江戸詰めの留守中、家を切り盛りする、たくましき母。
お貞の方～真如院／夏川結衣
加賀藩6代藩主・前田吉徳の側室。春は幼少の頃から女中として仕えた。
大槻伝蔵／緒形直人
吉徳の側近。藩の財政改革令を推進すし、保守派の重臣たちから睨まれている。お貞の方に密かに想いを寄せる。
今井佐代／成海璃子
定之進の妻。安信とは幼馴染。
今井定之進／柄本佑
安信の幼馴染。剣術を教える養心館の師範を勤める。
前田土佐守直躬／鹿賀丈史
伝蔵と対立する保守派の重臣。吉徳の死後、再び勢力を盛り返す。
【スタッフ】
監督：朝原雄三
脚本：柏田道夫、山室有紀子、朝原雄三