春本番を迎えて、うれしいことばかりではありません。花粉の飛散量は今がまさにピーク。つらい花粉症の症状に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
花粉症は新型コロナによる感染症と症状が似ているため専門医は「自己判断はしないでほしい」と警鐘を鳴らしています。
加賀市山代温泉にある「ながたクリニック」の永田理希院長は花粉症と新型コロナの症状を見分けるのは非常に難しいと指摘します。
永田院長がまとめたオミクロン株と花粉症の症状の違いです。鼻水・くしゃみ・頭痛・だるさなどほとんどの症状が重なっています。永田院長は常に、花粉症とコロナ、両方の可能性を念頭に置いて診察しているといいます。
永田院長によりますと一番分かりやすいのは花粉症の薬を飲んでくしゃみ・鼻水が治まる軽減した場合は花粉症がメイン、飲んでも変わらない場合はコロナかもしれない。
ただ今年は花粉の飛散量が多いので、花粉症の症状が強すぎて症状が治まらないという場合もあるそうです。
また花粉症の人がコロナに感染する場合もあり、より症状を見分けることが難しいということです。